7ヶ月目の妊婦検診…と、抱えていたバクダン

7ヶ月目の妊婦検診に行って来ました。本来なら土曜の午前中に行く予定でしたが、それより二日早く木曜受診。

というのも、先週末に東京に一泊二日で遊びに行ったのですが、かなり余裕を持ったスケジュールだったにも関わらず、酷い痔になるという始末で…。仕事に支障が出るレベルの痛みだったので、薬を出してもらいたかったのです。

結果、無事軟膏を頂いて、エコーもしてもらって、性別も確定。男の子でした。中の人は相変わらず順調そうで、元気にもそもそ動いていました。ヨシヨシ、次は二週間後だな、とご機嫌で病院を後にしたのです。
…が、その翌日。つまり今日ですね。驚きの展開が。
午前中は自社で上司と打ち合わせ、午後からお客様先でお仕事、という予定で、ごくごくいつも通り出社しました。上司には体調どう?と聞かれ、腰痛が時々出るくらいで順調ですわーなんて答えながら打ち合わせ終了。
その30分後、突然、右わき腹から背中にかけての激痛。えっ?えっ?何?とりあえずお手洗い行こう!と慌ててトイレに駆け込むものの、治らない。治らないどころか、痛くて吐き気が。結局、軽く吐いて、これはマズイのでは、とベッドのある医務室へ行くことを決意。
空いていたベッドに倒れこみ、しばし悶えるものの治らない。むしろより痛くなってきた。あかん…とりあえず水が欲しい…と、一旦医務室を出て、自販機へ。その後、吐き気を催し、再びお手洗いへ…向かう途中の廊下でリバース。
え、えらいこっちゃ!!しかしまだ吐きそう…と、とりあえずお手洗いへイン。げほげほしてたら、となりの部署のアシスタントさんがやってきました。「大丈夫ですか?!」いえあんまり大丈夫じゃないんですが、廊下で吐いちゃいました…と涙目で訴えたら片付けてくれました。ごごごごめんなさい…しかし当の私自身はまだフラフラ。すみません、と言いながら医務室へ戻ることに。
その後も治る気配なく、中の人は大丈夫だろうか…と気にするも、胎動はある様子。お腹も張ってない。痛みも、周期的なものではないから早産などの産科的な痛みではない気がする。しかし痛くてなんとかしたい。この痛みの中ではかかりつけの産婦人科に戻れる気がしないし、午後の客先仕事も到底行けなさそう。しかし一人でこの辺りの連絡ができる気がしないので、助けを呼ぼう、と再び医務室を脱出。
今度は自分の部署のアシスタントを捕まえて「助けて下さい…」と訴えて、近所の病院に電話してもらったり、午後の仕事の都合をつけてもらったり等、いろいろな手配をお願いする。
会社近くの病院では、妊婦ならばもし可能ならかかりつけのお医者さんの方が出せる薬も分かるし良いですよ、とのこと。移動が無理なら私がかかりつけ医に電話して、出せる薬を聞いた上で、それを代理で出す形になる、とのこと。まあ確かにそりゃそうだ。…と、ここで痛みはじめてから約1時間、当初の吐くほどの痛みから、重めの生理痛くらいの痛みに軽減していることに気づく。これなら、もう少ししたら電車は無理でもタクシーなら帰れる気がする!会社近くの病院の方にはなんとか産婦人科に戻ってみると伝え、かかりつけのお医者さんに電話して午後の診察に行くと連絡し、さらに1時間待ってタクシーで帰宅。
自宅で汚れた服を着替えて、少し横になって体力が回復した隙にようやく病院へ。図らずも二日連続の通院になってしまった…。
尿検査の結果は、潜血あり、ケトン体プラス。…え?!両方とも昨日は出てなかったと思うんですけど。
私の方からは以下のように症状を訴えました。
  • 午前11時半から急激に右わき腹から背中にかけて痛み出したこと
  • 吐くほど痛みは生まれ初めてで、それが1時間ほど続いたこと
  • その後は重い生理痛程度に軽減したこと
  • 実は4年前の人間ドッグで腎臓に石があると指摘されたこと
石はあり得るなと言いながら、先生にエコーを見てもらったところ、腎臓に腫れなどはなく、今も石があるかどうかは中の人できちんと見えず。
しかし症状から、尿管結石の可能性が高いでしょうとのこと。特に痛みはじめた時間と引いた時間がハッキリ分かるのは典型的な症状らしいです。
今、若干痛みが引いているのは、石が動いたか、膀胱に落ちたからで、対策はじゃんじゃん水分をとって、じゃんじゃん尿をだして石を外に出すこと…らしい。で、1000ccの点滴を入れてもらいました。
最終的に横になっていればほとんど痛みは感じられない程度になりました。旦那であるホリー氏の帰宅が遅くなるので義両親に迎えに来てもらい、今は自宅で水分を取りつつ休養中です。明日の午前中に念のためもう一度診察してもらう予定ですが、かなり落ち着いてきました。
はー。大変な目にあいました。
本当に尿管結石だとしたら、今回の妊娠とは関係なく発症した訳ですが、何もこのタイミングで痛まなくても…と思ったわけです。
ですが、以前腎結石を指摘されていたことや、胎動が分かるようになってからの発症だったこと、客先ではなく自社での発生したこと、などが重なったことにより、不幸中の幸いと言いますか、激しく痛んでいる最中でも、これは中の人のせいではなく私が抱えていたバクダン(石)のせいなのでは…と割と冷静でいることが出来ました。
教訓:石怖い
石持ちの妊婦さん、どうぞくれぐれもお気をつけ下さい。