帰ってきた、バクダン(妊娠中の話)

※こちら、妊娠中期に起こったことについて書き留めていたことを、今更ながら公開します。
 
※長文なので先に大事なことだけ2つ。
  • 妊娠中に尿路結石や腎盂腎炎、膀胱炎になる妊婦さん、結構多いです。これらの疾患は早産リスクを上げます。水分をよく飲み、小まめにお手洗いに行くことで防げるので、気をつけて水分をとりましょう。
  • 診療時間外の腹部の痛みは、まずはかかりつけの産婦人科(産科のある病院なら大抵は24時間誰かがいるので)あるいは#7119に電話。お腹の張りを伴う強い痛みは、早期胎盤剥離かもしれないので場合によっては119へ。
 
11月の3連休前日に有給を追加して、1泊2日で別府に遊びに行ってきました。行きの飛行機に危うく乗り遅れそうになるなどのバタバタな出だしでしたが、温泉も堪能し、美味しいフグをたらふく頂き、アフリカンサファリで長男の坊も大喜びでそれはそれは楽しく過ごしてきました。
 
楽しかったね、また行きたいねと大阪に戻って1日ゆっくり過ごし、次の日も祝日なので義父母にお土産を渡しに行こうか、なんて話をしつつ就寝したのが日曜11時ごろ。
夜中の3時ごろ、不穏な気配に目を覚ます。……あ、右腰の内側痛いわ。うん、痛い。これ結構痛いわ。アタシこの痛み知ってる。アレだね、石だ。尿路結石
※前回の結石騒動は以下のリンクからどうぞ。
 
前回の妊娠時も、突然発生した結石の痛み。それとよく似た痛み、部位。ほぼ間違いないでしょう。お腹の張りもなく、胎動も感じるのでお腹の子に差し迫った問題はなさそうです。
問題は今が祝日の午前3時ということ。この痛み…朝まで耐えられるのか?耐えたところで、朝になっても祝日なので病院はやっていない訳で。とりあえず何もせず痛みに耐えつつ朝を待つのは無理だ、と判断し、坊や夫を起こさないように布団を抜け出してリビングへ…向かう途中に吐き気を感じて洗面台でリバース。あ、痛くて吐いたのは人生で3回目ね。前回は陣痛で、その前が尿路結石だった、ということはやはり今回も石で間違いなさそうね、と確信を深めつつ、ふらふらとリビングへ。
とりあえず、カーペットの上に毛布を敷いて寝転がるものの、当たり前ですが痛みは治まらない。妊婦なので薬も飲めない。でも石だろうから救急車を呼ぶほどでもない(多分お腹の子に異変はないし、私の容体が急変する感じはしない)。しかし何もせず朝を待つのは辛すぎる。というわけで、救急相談センター#7119に電話してみることに。そう、急な怪我や病気で困った時や救急車を呼ぶかどうか悩んだ時、相談員さんや看護師さんが相談に乗ってくれるありがたいサービスです。
1度目のダイヤルでは「回線が混雑しています」というアナウンス。めげずに少しだけ時間を置いて再度ダイヤルすると繋がった!そこで、「1時間ほど前から右脇に激痛があること、現在妊婦であること、周期的な痛みや出血など産科的な痛みではなさそうに思うこと、以前の妊娠時にも類似の痛みがありその時は結石ではないかとの診断だったこと」を伝え、とりあえずどうしたらいいのか相談したいというと、電話の相手が看護師さんに代わってくれました。その中で、確かにその症状なら救急車などを呼ぶ必要はないけれど、かかりつけの産科に連絡してはと助言をもらいました。そういえば確かに、産科は緊急事態であれば24時間いつでも電話OKのところが多いのです。(いつ陣痛が始まるかわかりませんからね)最初からかかりつけの産科に電話するのが良いのでした。とはいえ念のため、かかりつけに電話がつながらなかった時のためにと、大阪府内の救急対応もしてくれる産科の病院の連絡先をいくつか教えてもらいました。とても助かります。
それでは、と今度はかかりつけの産婦人科へ電話します。少し待つと夜勤の助産師さんに繋がりました。とりあえず症状を説明すると、やはり早期胎盤剥離や早産などの緊急性の高い状態ではなさそうとのこと。ただ、朝9時以降であれば先生が来院するので、そのときに受診することは可能、とのこと。それまで頑張れる?と聞かれて、この痛みにあと6時間も耐えるのかと気が遠くなりそうでしたが、しぶしぶ、頑張ります…と答えて電話終了。
さて…当面の問題は、今すっごく痛いのに、あと何時間も家で我慢しなければいけないこと。ちなみに、痛みの度合いですが、陣痛のMAXの時の痛みから、いきみたい感じを引いて、しかし陣痛のように痛いときと痛くない時の波がないので、常にずっと痛みが続き、ものすごく辛いです。
ここで、前回妊娠中に結石になった時にお守りとしてもらった鎮痛剤が残っていたことを思い出し、それを飲むことにしました。ちなみに当時処方されたのはセデス。市販されているものと全く同じです。2015年時点では、妊婦に処方される鎮痛剤はカロナールの方が一般的なようですが、仕方ありません。痛いのは我慢できません。
しばらくすると、セデスが効いてきたのか少し痛みがマシになりました。
とはいえ、まだ痛みはあるのでじっと午前9時まで耐え、起きてきた夫に状況を伝え、坊の朝の支度や朝食を食べさせてもらい、その後、義父母の家に預かってもらうことにしました。
その後かかりつけの産科へ。診察の結果、エコーで石は見えなかったものの、少し炎症が見られることと、少し尿管が細くなっている箇所があり、おそらく結石でしょうとのこと。
治療法は、じゃんじゃん水分を取って、じゃんじゃん尿を出すこと。
ですよねー。。。
そこから点滴を入れてもらい、鎮痛剤としてカロナールをもらってその日の診察は終了。
ただ、前回の結石騒動とは違い、点滴が終わってもまだ痛みは強いまま。カロナールを飲むとしばらくは痛みが治まるのですが、薬の効き目が切れてくるとやっぱり痛い。
その日は全く使い物にならず、翌日は平日で夫が仕事に行ってしまうので、義父母の家に私だけ残され看病されることに。お母さんと寝たい坊はとっても悲しそうに泣いて、なんとかして私の布団に潜り込もうとしますが、私はとりあえず坊の頭をなでるだけで精一杯。そのまま夫に連れられ、家に帰って行きました。
翌日は朝から診察。も一回点滴打ちましょう、と言われ点滴再開。
途中、お手洗いに。
そうしたら。
でました!スポンと。2-3mm?の石が!
で、で、出た…!
その後、ビックリするくらい痛みが治まり、あれよあれよという間に回復。
夕方の保育園へのお迎えにも行くことができ、坊は大喜び。保育士の方々にも心配をかけていたようで、いろいろと声をかけてもらいました。
石、出てきてくれてよかった…。人によっては石が出るまで1週間ほどかかることもあるそうで、早めに出てくれて本当に助かりました。
とりあえず、今回は石が排出されたので、再び腎臓に石ができない限り、しばらくは再発しないでしょう。一安心です。
ただでさえ、不調を抱えがちな妊娠中ですが、尿路結石含め、腎盂炎や膀胱炎などのトラブルが発生することも割とあるようです。いずれも水分をよく摂ることで防げますので、皆様お気をつけくださいませ。
 

1ヶ月健診&チャイルドシートは大事

昨日は次男坊の1ヶ月健診でした。
生まれた時から頭のサイズも体重も大きめでしたが、引き続き大きめで成長しており、身長55.6cm、体重5268gでした。順調で何よりです。 
上の坊の時は、どちらかというと小柄な方だったので、1ヶ月健診などで会う他の赤ちゃんを見て、わー!ぷくぷくで可愛い〜!とか思っていたのですが、昨日健診に来ていた赤ちゃんたちは皆、小さくて可愛い〜!と思えたので、やはり次男は大きめなのだなあと。
あと、実はGW初日に家の車が事故を起こしまして、家族4人乗っていたんですが、誰も怪我がなくて本当良かったです。
ぶつかる瞬間を目撃してしまった長男坊がびっくりしてふええーん!と少し泣いただけで、次男は泣きもせず、いたって元気そうで2人ともチャイルドシートに乗せていて本当に良かったなと…。
念のため、子供2人については翌日から病院の整形外科を受診しましたが、長男は白衣のお医者さんを見た瞬間大泣きで足をジタバタ、夫にしがみつき、うん、大丈夫そうですねと一瞬で診察は終わり、次男は看護師さんたちに赤ちゃん可愛いとチヤホヤされつつ、何もわかっていないので大あくび。お医者さんに手を握られたり、足の動きを見て、大丈夫でしょうと診察終了後。
ちなみに事故で健康保険がきかないので、これだけの診察でも2人で1万かかりましたが、安心料ですからねえ。(その後、相手方の自動車保険から支払われることになりましたが)
もともとチャイルドシートには毎回きちんと乗せていたんですが、車で15分くらいの近所に出かけるところでの思いがけない事故(こちらの過失割合はほぼゼロ)だったので、どんな近場でも、気をつけて運転しても、事故が起きることもあると、再び気を引き締めて行かねばならないなと思うのでした。

次男生まれました…!

妊婦健診でずっと大きい大きいと言われていた次男坊。
長男は小さめだったにも関わらず、大変な難産だったので、お腹の中に「あなた、大きくなってもいいけど、ちゃんと出てこれるサイズで出てきなよ〜」と話していたところ、予定日より少しだけ早めに出てきてくれました。
昨日3/27に、3600gを超える元気な男の子が生まれました!
大きめなので、新生児の割にぷくぷくしていて可愛いです。泣き声も大きくて、力も強そう。元気に育ってね。
昨日お見舞いに来てくれた長男坊は、私の入院時には何が起こるのかよくわからず大泣きしたり、また数日前からとても不安定でママっ子になったいたのですが、実際に赤ちゃんを見てみると、少し戸惑いつつも「赤ちゃん!出てきた!」と言ってみたり、帰ったあとも「赤ちゃん、かわいかった!」と言ったりしていたようです。入院中は少し寂しい思いをさせてしまいますが、退院したら思いきり抱っこしてあげなくては。
今回、無痛分娩だったので、その感想やらいろいろ書きたいところですが、とりあえず本日はここまで。

35週、デカイ!

お腹の中の次男坊は現在35週。今週末には臨月に入ります。2歳の長男坊のお世話で大きいお腹を抱えて動くことも多く、ストレス発散と言えばフルーツとか、お菓子とか…みたいな生活を送っておりましたら、私の体重増加がなかなかのものになっておりまして、それにつられるように、中の人の推定体重も、35週で既に2700g。いや、エコーからの推定なのである程度の誤差があるんですが、長男坊は41週の時に2800gで出てきたことを考えると明らかにデカイ。診察してくれた先生も大きいねえ〜、なんて言ってるし。予定日は3月生まれか4月生まれか微妙なところなんですけど、「この子なら3月生まれでも他の子達に負けないと思いますよー」と謎のお墨付きまでもらってしまう次第。
まあ、予定日までお腹の中にいたら3500gは軽く超えるでしょうから、産むのは大変ですよね。どちらかと言えば4月生まれ希望でしたが、これは早く出てくるのかな。まあ、本人の好きなタイミングで無事に産まれてくればいっか、という気分になってきました。
ちなみに、先週よりようやく産休に入りました。産休直前に夫がぎっくり腰になっていろいろ頼れなくなったり、仕事がやたら忙しくなったりして、1月後半からずっとバタバタしておりましたので、ちょっと気が抜けてしまい、先週は腑抜けた日々を過ごしておりました。しかし、そろそろ出産準備を進めなくては。がんばるぞー。

It's a boy!…の予定

頻繁に腰痛を起こしている以外は比較順調な2人目の妊娠生活でございますが、安定期に入って早くも1ヶ月ほどが経ち、無事つわりも終わった模様です。
ここから先は際限ない食欲と体重管理との間で板挟みになるわけですが…。明らかに前回の妊娠時より、スタート時の体重が重いので、腰痛のこともありますし、体重増加はソコソコの量にとどめておきたいところでございます。
ところで、4週ぶりの妊婦健診に行ってきました。19週、中の人の推定体重は300gくらいまで育ってきました。胎動もかなり前から分かるようになっており、ポコポコモソモソとよく動く元気な子のようです。坊も大抵胎動が激しい方でしたが、次の子も同じかそれ以上に激しそうです。ちょうど真後ろを向いてしまっていたので、4Dエコーではお顔を見せてくれませんでしたが、可愛い耳や背中、両腕が見えました。
そして、前回の健診では「うーん、6:4で男かなあ」という先生の言でしたが、今回はニコニコしながら「性別はどうします?見たいですか?」とのことだったので、サクッとお願いしてみました。
結果、「ハイ、ここにタマが見えていますねー。そしてこれが…はい見えた!おちんちんです。男の子ですね!」
そう、It's a boy!(予定)なのでした。
わー!男の子兄弟ですか。楽しみです。

安定期、つわりも終わり

ただいま18週、妊娠5ヶ月ということで安定期ですね。
つわりも5ヶ月前半くらいまでは残っていましたが、最近ようやく落ち着いたようです。代わりに半端ない食欲が。危険。
2人目ということで、今回とにかくお腹が大きくなるのが早いんです。すでに前回の6ヶ月相当くらい?産後太った、というのもあるんですが、この2、3年、ろくに運動しておらず、腹筋がかなり弱っているのが原因な気がします。お腹を支える腹筋が弱いので前に出てきてしまっている感じ。
同様に、背筋もかなり弱っており、連日の腰痛に見舞われています。日中、デスクワークをしているのですが、立ち上がった瞬間にピキッと痛みが走り、そのまま崩れ落ちそうになることもしばしば起きております。骨盤ベルトでだましだまし歩いている感じ…。
ただ、全体的に前回の妊娠時より、体調は安定しているように思います。つわりもスタートダッシュが早かっただけで、結局辛さは同等くらいだったかなと。仕事も月に何日かおやすみor在宅勤務に切り替えただけで乗り切れました。
困っていることといえば…ものすごく注意力が散漫になっていて、落し物、失くし物、誤字脱字、凡ミスの類が非常に多くなっているのです。仕事ではなんとか大きなミスはない…(と思う)のですが、私生活ではここ1、2ヶ月でいろんなものを落として失くしています。坊のフォーク、自転車の鍵、手ぬぐい、お茶ポットのゴムパッキン、保育園の保護者証(←幸い、これは見つかったけど)。ありとあらゆるものが手元から消えていきます。メールやツイッターなどの誤字もひどいもんです。妊娠時でなかったら脳のCTでも撮りに行こうかと検討するくらい。多分…妊娠のせいだとは思うんですけどね。地味に困ることが多いので、早く治ってほしいものです。

2歳の誕生日

10月3日は坊の2歳の誕生日。
保育園の運動会と重なってしまったので、特に誕生日らしいことは何もしていないのですが、図らずも成長を感じることが多い1日になりました。
運動会では、いつもと違う雰囲気なので固まってしまうのでは…?と心配していたのですが、意外や意外、先生の後に続いてスタスタと園庭の真ん中までやってくるし、トンボのダンスも楽しそうに披露してくれるし、段差に登ったり、床に置いた梯子を歩いたり、「こんなことができるようになっているんだ!」と驚くことが多かったです。
その後、1歳児クラスは出番が終わったらすぐに帰れたので、お昼を食べてからハイキングへ。
山道の階段も自分で「あくる〜!」(←本人は、歩く、と言っているつもり)と主張し、両手両足を使ってせっせと登り、地上50mの高さの吊り橋も楽しそうにパタパタ小走りで渡り、なんとも頼もしい姿を見せてくれました。
トングリもたくさん拾ったので、家に帰ってから茹でて虫がわくことを防止。どうやらポケットの便利さに気がついたらしく、どんどん詰め込んでいました。これから洗濯前にポケットの中身をチェックする習慣にしなくては。
1日たっぷり遊んで、帰り道では抱っこされながらウトウト…。
誕生日らしくはなかったけれど、良い1日になったと思います。