妊娠発覚〜産休までの間にやったこと

妊娠発覚してから、産前休暇に入るまでの間にお仕事関連でやったことなどをまとめておこうかと。。。これまた備忘エントリになりますが、同じようにフルタイムで働いている人には参考になるかもしれないので残しておきます。

妊娠発覚〜妊娠初期

  • 会社への報告

まずはいつ・どのように会社に報告するか、というところですね。

うちの会社は寿退社も出産をきっかけにする退職も聞いたことがないくらいの社風なので、元から退職についてはこれっぽっちも考えなかったのですが、そうではない働く妊婦さんは産休・育休を取得するのか、あるいは退職も考えるのかについても先に決めなければいけないと思います。

まあ私の場合は産休・育休を前提として、妊娠したことを早めに会社に伝えなければいけません。私の職種は人事系のシステムコンサルタントで、普段は客先に常駐してお仕事をする形になります。常駐する期間は数日〜数年と幅広く、客先も自分が住んでいる関西近郊になることもあれば、関東やそのほか地域に長期出張となることもしばしばあります。妊娠発覚時は京都のお客様先に常駐していて、あと1、2ヶ月はそこに通うことになっていましたが次の客先は未定、という状態でした。

次の仕事を持ってきてくれるのは営業さんですが、最終的な承認を出すのが直属の上司という体制なので、まずは直属の上司に報告することに。確か妊娠が判明した直後、5週か6週のかなり早い時期に言ったと思います。ただし、心拍確認前だったので、他の方には言わないでおいてもらいました。

その後、9週の検診後に常駐先で我々コンサルタントを管理する立場にあるプロジェクトマネージャの方に報告、営業さんについては、直近で仕事の打診を頂いた方に順次報告させて頂きました。同僚についても、同じ客先に常駐している人については、12週以降から必要に応じて報告していたと思います。

プロジェクトマネージャさんは非常に理解のある方で、つわりの時期にお休みをいただいたり、自宅からのリモート作業の承認を頂いたりと、いろいろなサポートをしてくれました。

  • 休職や申請などのスケジュール検討

あとは、産前産後休職や育児休職の規定に目を通して、いつから休職に入るか、またその場合いつ頃までに人事に申請を出さなければいけないのか、大まかなスケジュールを考えました。

妊娠中期

  • 周りへの報告

安定期に入ったあたりで同僚や周りの人にもぼちぼちと報告しはじめました。東京で働いている時は産休・育休取得経験のある知り合いがたくさん周りにいたのですが、大阪に異動してからは女性社員が少ないため、現在育休中がお一人いらっしゃるだけ。。。ですので、その方にもメールをして、どんな手続きが必要か相談にのってもらったりしました。

  • 休職開始日の検討と人事への相談

うちの会社では産前産後休業は出産予定日の6週間前から取得可能(多胎妊娠の場合は14週)という、ごくごく一般的な規定でした。これだとだいたいお盆くらいから休職開始になりますが、お腹も結構大きくなってしまっているのとキリがよいこと、有給・夏期休暇が余っていることなどから有給消化を含めて8月頭から休ませてもらえないかお願いしました。これは会社により休職前の有休消化NGのところもあるらしいので、、、要相談ですね。うちは上司に相談したらあっさりOKがもらえました。

また、人事に必要書類の確認と、いつまでに提出が必要かの問い合わせも行いました。結果、休職前までに休職の申請書と休職中の連絡先などが分かる書類を休職開始の1、2ヶ月前に提出する必要があること、また産院で発行してもらえる出産予定日の証明書が必要であることがわかりました。ですので、産院で証明書を発行してもらい、書類に必要事項を記載しました。

  • 手当類の確認

出産一時金や出産手当金など、出産に伴う補助金はたくさんあります。基本的に人事が書類などの手配をしてくれますが一応自分でも何が必要か確認しておいた方が良いと思います。また、自分自身で手続きしなければいけないもの、世帯主(夫の方が収入が多い場合は夫)が手続きしなければいけないものの違いについても意識しておくと良いでしょう。

出産一時金

 出産に際し、健康保険から最大42万円支給される制度

 私の場合、夫の扶養に入っていないので、自分自身の健康保険から出ます。私の健康保険組合(TJK)の場合、指定の42万+付加給付金10万がもらえるらしい。

出産手当金

 産前・産後休暇中に、標準報酬日額の2/3×日数分を支給される制度

 これも我が家の場合、私自身の健康保険からでます。

 育児休業給付金

 育児休業期間中に賃金の1/2を休職した月数分支給される制度

 これも同じく私の雇用保険から。

出産祝金

 会社からお祝い金が出ることも。うちは1万円 

★夫にお願いすべき手続き

 被扶養者変更届(中の人を扶養に入れる手続き。所得税と健康保険)

 子ども手当(世帯主じゃないとダメ) 

 会社からお祝い金がでるならその手続き

妊娠後期

  • 産休開始日の確定

妊娠中期のところでも書きましたが、私は産休に有給休暇を合わせて8月頭からお休みを頂くことになっていました。こういう場合、実際に産休の開始日をいつにするか、というのはちょっと気をつけた方が良いと思います。有給が余っているのであれば、産休ではなくギリギリまで有給を消化した方が手当的にはお得です。有休期間中は100%給料が出ますからね。とはいえ、育児休業期間中に支給される手当は休業開始時賃金日額をベースに計算されますので、月中での休職開始日には注意が必要です。場合によっては、賃金日額が少なくなってしまうケースもあります。まあ、私は計算してみたら、多少日数が前後してもそもそも日額の上限額を超えていたので、あまり複雑な計算は要りませんでした。。。

  • 産休・育休書類の提出

休職開始日を決めたので、社内向けの資料を提出しました。また、同時に出産後に提出が必要となる健康保険組合ハローワークに提出するための資料も一式もらいました。出産前までに書けるところは書いておいた方が良いですが・・・まだやってません!

  • 仕事の引き継ぎ

仕事の引き継ぎは必要ですね。私は休職直前までバタバタ引き継ぎをしていました。体調によっては切迫早産などで予定より早くお休みに入ってしまう方もいるので、早めにやっておくべきでしたね。。。

  • 上司との面談 

私の会社では休職前に上司と面談が必要でした。産休〜育休を含めると、年末まで復帰しないので、その年の評価(賞与に関わってきます)を確定させなきゃいけないんですね。まあ、年の途中での離脱になるので、評価に関しては期待できませんが良しとしましょう。

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わあ、めっちゃ長文になってしまった。。。何か抜けている気もしますがとりあえず覚え書きとして。